テレビ界のアカデミー賞とも称される第75回エミー賞の授賞式が1月15日、ロサンゼルスで開催されました。 最多受賞はコメディー・シリーズ部門の『一流シェフのファミリーレストラン』 一流レストランのシェフだった主人公が、亡き兄の遺したシカゴのサンドイ…
第81回 ゴールデングローブ賞の受賞式が1月7日(現地時間)、米ビバリーヒルズで開催されました。 映画部門では作品賞を含む最多5部門で受賞したのは『オッペンハイマー』原子爆弾の開発に成功したことで“原爆の父”と呼ばれたアメリカの物理学者を描く。クリ…
新春のご挨拶を申し上げます。 昨年は皆様のお力添えのおかげもあり多くの方々に『エンタメパレス』の記事を読んでいただくことができました。 今年は、昨年以上に楽しく読み応えのある記事をお届けできるように努めて参ります。 2024年もどうぞよろしくお願…
『シャクラ』公開記念!アクション監督谷垣健治氏スペシャルインタビュー① キャラクターポスターより 喬峯(ドニー・イェン)。とにかくポーズがかっこいい! 『シャクラ』のアクションシーンの神髄と『必殺技』 柚木 ところで話が少し戻りますが、この映画…
2024年1月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー 2024年正月、香港映画『シャクラ』がついに公開される。 ドニー・イェン(甄子丹)の代表作になること必定のアクション超大作である。 これは絶対に映画館で見るべき映画だ! 原作は武侠小…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
コロナ禍から香港のエンタメ事情はどのように変化したのか。『東方日報』 など5社でベテラン芸能担当記者として活躍したジェームス・ラムさんが来日。インタビューさせていただきました。 元ベテラン芸能記者のラム・ジェームスさん Q.トニー・レオンがハリ…
はじめに。 元ソニー・ミュージック・エンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外…
2023年9月6日 香港演芸学院にて観賞 主演アンソニー・ウォン(黄秋生)、遊學修主演 ある日、香港の某チケットサイトから、アンソニー・ウォン主演の舞台のチケットが発売されるよ!というお知らせメールが来ました。 いつこのサイトに登録したのか記…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
今年、4年ぶりにリアルで開催されたTIFFCOMでの「タイBLセミナー」を取材してきました。TIFFCOMは「東京国際映画祭(TIFF)」と併催される、アジアを代表するコンテンツマーケットです。映画、テレビ、アニメなどを中心とした多彩なコンテンツホルダーが一堂…
「香港映画祭2023 Making Waves – 香港映画の新しい力」で『風再起時』を見た。 本作はなんといっても「トニー・レオンとアーロン・クォックの映画初共演!」というのが最大のポイントだろう。TVB時代に共演しているとはいえ、映画では初共演。アーロンは、…
11月3日「香港映画祭2023 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」にて「毒舌弁護人〜正義への戦い〜」が上映され、ゲストに主演の国民的スター、ダヨ・ウォンと監督・脚本を手掛けたジャック・ンがゲストとして登壇しました。 …
昨年、連日満員御礼の大盛況となった「香港映画祭 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」が今年も開幕。11月5日(日)までYEBISU GARDEN CINEMAにて開催されます。 初日のオープニングには上映作品全7作に関わったゲストが劇…
本作は、騒音が大きくなる瞬間に爆発する特殊爆弾で次々に大爆破事件を仕掛ける高IQの爆弾設計者と彼のターゲットになった元海軍副長の攻防を描くサウンドパニックアクションです。 ◇ストーリー 韓国第2の都市・釜山のある一軒家で、爆破事件が発生。そのニ…
東京国際映画祭2023で10月26日に開催されたマスタークラスにて映画『2046』(04)終映後にアジアの至宝、俳優トニー・レオンが登壇。司会進行役の市山尚三氏とのトークではホウ・シャオシェン監督、ウォン・カーウァイ監督、ふたりに影響を受けて音楽、文学…
これまでも余命宣告された主人公を描く作品は『最高の人生の見つけ方』(07)他いくつもあり、本作も同じレールを走るストーリーかと思いきやいい意味で予想を裏切られました。 『人生は、美しい』(11月3日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有…
アンニョン! トラベルライターの松田朝子です。最近、飛行機の中では機内の映画をパスして、ダ ウンロードした韓ドラをipadで観たりしています。そんな私が最近観たドラマは『マスクガー ル』。おしゃれなサムネに惹かれて観始めたら、結構ハードなサスペン…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
本作は名優ファン・ジョンミンと国民的スターのヒョンビンの記念すべき初共演で、現実にあった事件をもとに描かれ韓国初登場1位の大ヒット作です。 2007年、実際にタリバンによってアフガニスタンの砂漠で起きた韓国人23名の拉致事件は大きな国際問題となり…
アジアエンタメの識者であるライター丸目蔵人さんが今年の初夏より岡山県の海浜エリアに移住。いちばんの問題だったネット環境を解決して、次の課題は野菜や果物を育てること。体験エッセイの第二弾を書いていただきました。 ボクの出TOKYO記①はこちらから。…
昨年、香港特別行政区設立25周年を記念して開催され連日満員御礼の大盛況となった「香港映画祭 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」が今年は11月2日(木)~5日(日)YEBISU GARDEN CINEMAにて開催されます。この度、注目…
韓国ドラマ「最悪の悪」がディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて9月27日より独占配信されます。この秋注目の本作をPRするため、主要キャスト3人が来日し9月21日にTOHOシネマズ六本木で記念イベント&試写会が開催されました。 今作で主演を務め…
2023年9月2日香港の至宝、トニー・レオンがベネチア国際映画祭で金獅子生涯功労賞受賞。これまで出演作である『悲情城市』(1989)と『シクロ』(1995)、『ラスト、コーション』(07)は最高賞の金獅子賞を獲得しており、その功績が認められました。 授賞セ…
あの超級人気ドラマ『愛の不時着』(Netflix )で日本はもとより世界的に人気を拡大したヒョンビンが、『愛の不時着』以降、初主演を務めるのが本作です。 2018年に公開されたアクションサスペンス作『コンフィデンシャル/共助』にヒョンビンは北朝鮮の刑事…
マ・ドンソクの新作『狎鴎亭(アックジョン)スターダム』が9月8日 (金)より公開される。日本で人気の韓国スターのナンバー1はマ・ドンソクと断言しても間違いではないだろう(言い過ぎ?)。 なにしろ名声は世界に轟き、アメリカ映画『エターナルズ』(2…
「もっと空が見たかったから・・・」 なんてセリフから始めると、追憶型感動映画のようでキザなことこの上ないですが、正直、東京生活が年々窮屈に感じられていたのは確か。 並び立つマンションに仰角が削られ、かつての『パネルクイズ アタック25』よろしく…
4K版で蘇った『さらば、わが愛/覇王別姫』(93)『ブエノスアイレス』(97)の上映で主演レスリー・チャンの評価が改めて急上昇しています。そこでエンタメパレスでは長年のファンである島津美穂さん(元写真家)とインタビュー経験のある村上淳子さん(映…
4K版で蘇った『さらば、わが愛/覇王別姫』(93)『ブエノスアイレス』(97)の上映で主演レスリー・チャンの評価が改めて急上昇しています。そこでエンタメパレスでは長年のファンである島津美穂さん(元写真家)とインタビュー経験のある村上淳子さん(映…
レスリー・チャン(張國栄)が亡くなったのは2003年4月。今年は没後20年になる。(以前Twitterにも書いたが)80年代や90年代は、香港に行くたびにレスリーの新作映画を見る機会があった。劇場(戯院)にワクワクしながら通ったものだ。 レスリーのニューアル…