はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
アジア中を席巻したファンタジー時代劇ドラマ「陳情令」(19)で、シャオ・ジャン(肖戦)と繰り広げた熱き"ブロマンス"で多くの女子を沼堕ちさせたワン・イーボー(王一博)が映画初主演の座を掴んだのが『無名』です。 その情報を知ったときはかなり驚きま…
大ヒット作『余命10年』を監督した藤井道人が、祖父の国である台湾の映画陣たちと念願の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』を創りあげました。 アジアの情報に力を入れているエンタメパレスでは、今回、台湾サイドのことを中心に作品の魅力をお伝えいた…
最新主演ドラマ「私の夫と結婚して」(24)が大ヒットし、日本でも人気の女優パク・ミニョンの約5年ぶりとなる来日ファンミーティングが行われました。 『キム秘書はいったい、なぜ?』(18)『彼女の私生活』(19)でラブコメ女王として君臨し、『私の夫と…
ビートルズやクイーンなど多くのアーティストに多大な影響を与え、“キング・オブ・ロックンロール”と称されるエルビス・プレスリー。彼の歌手としての実力、派手なパォーマンスを知っていても、その元妻との関係を知る人は少ないのではないでしょうか。 本作…
「推し活」という言葉が広まり、お気に入りの俳優や歌手などを応援することが肯定的に捉えられるようになりました。 「推し」が生きがい、「推し」がいるから仕事や勉強も頑張れる人も多いはず。その反面、結婚や交際報道にショックを受けたり、あろうことが…
3月10日(日本時間3月11日)にロサンゼルスのドルビーシアターで第96回アカデミー賞受賞式が開催されました。 13部門で最多ノミネートされた『オッペンハイマー』が、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・撮影賞・編集賞・作曲賞の7部門で見事、受賞! …
これまで衝撃と驚きを感じた映画は数あれど、韓国映画『ビニールハウス』はそれが日常のなかで雪崩れのように起こる衝撃的な作品です。殺人鬼も極悪人も出てこない。主人公のムンジョンは仕事では信頼される優しい善人だったのに、ある事件を自らの判断で取…
マ・ドンソク、愛称マブリー(マ・ドンソク+ラブリー)の待望の新作『犯罪都市 NO WAY OUT』が公開された。前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』(以後『2』と表記)から2年も経っていない。もう嬉しすぎる! 本作はソウル公開後1カ月で興行収入100億円突破…
マフィアも恐れをなす“怪物刑事”マ・ソクトをマ・ドンソクが演じるアクションエンタテインメント「犯罪都市」シリーズ。その第3弾『犯罪都市 NO WAY OUT」が2月23日から全国公開される。 身長178cm、体重100kg、超極太の上腕二頭筋を持つマ・ドンソクが強烈…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
インド映画史上最高の制作費を投入し、2022年インド映画世界興行収入1位を獲得。日本でも大旋風を巻き起こしロングラン上演された『RRR』は、イギリス植民地時代のインドを舞台に、実際には会うことがなかった実在した独立運動のふたりの闘士をモデルに、ビ…
昨年秋、第36回東京国際映画祭で上映された台湾映画『ミス・シャンプー』が面白くて、激推ししたかったのですが公開未定で残念に思っていたところ、なんとNetflix で公開!多くの人にオススメできるのはほんとに喜ばしい。 本作は、日本版リメイクも製作され…
テレビ界のアカデミー賞とも称される第75回エミー賞の授賞式が1月15日、ロサンゼルスで開催されました。 最多受賞はコメディー・シリーズ部門の『一流シェフのファミリーレストラン』 一流レストランのシェフだった主人公が、亡き兄の遺したシカゴのサンドイ…
第81回 ゴールデングローブ賞の受賞式が1月7日(現地時間)、米ビバリーヒルズで開催されました。 映画部門では作品賞を含む最多5部門で受賞したのは『オッペンハイマー』原子爆弾の開発に成功したことで“原爆の父”と呼ばれたアメリカの物理学者を描く。クリ…
新春のご挨拶を申し上げます。 昨年は皆様のお力添えのおかげもあり多くの方々に『エンタメパレス』の記事を読んでいただくことができました。 今年は、昨年以上に楽しく読み応えのある記事をお届けできるように努めて参ります。 2024年もどうぞよろしくお願…
『シャクラ』公開記念!アクション監督谷垣健治氏スペシャルインタビュー① キャラクターポスターより 喬峯(ドニー・イェン)。とにかくポーズがかっこいい! 『シャクラ』のアクションシーンの神髄と『必殺技』 柚木 ところで話が少し戻りますが、この映画…
2024年1月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー 2024年正月、香港映画『シャクラ』がついに公開される。 ドニー・イェン(甄子丹)の代表作になること必定のアクション超大作である。 これは絶対に映画館で見るべき映画だ! 原作は武侠小…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
コロナ禍から香港のエンタメ事情はどのように変化したのか。『東方日報』 など5社でベテラン芸能担当記者として活躍したジェームス・ラムさんが来日。インタビューさせていただきました。 元ベテラン芸能記者のラム・ジェームスさん Q.トニー・レオンがハリ…
はじめに。 元ソニー・ミュージック・エンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外…
2023年9月6日 香港演芸学院にて観賞 主演アンソニー・ウォン(黄秋生)、遊學修主演 ある日、香港の某チケットサイトから、アンソニー・ウォン主演の舞台のチケットが発売されるよ!というお知らせメールが来ました。 いつこのサイトに登録したのか記…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に…
今年、4年ぶりにリアルで開催されたTIFFCOMでの「タイBLセミナー」を取材してきました。TIFFCOMは「東京国際映画祭(TIFF)」と併催される、アジアを代表するコンテンツマーケットです。映画、テレビ、アニメなどを中心とした多彩なコンテンツホルダーが一堂…
「香港映画祭2023 Making Waves – 香港映画の新しい力」で『風再起時』を見た。 本作はなんといっても「トニー・レオンとアーロン・クォックの映画初共演!」というのが最大のポイントだろう。TVB時代に共演しているとはいえ、映画では初共演。アーロンは、…
11月3日「香港映画祭2023 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」にて「毒舌弁護人〜正義への戦い〜」が上映され、ゲストに主演の国民的スター、ダヨ・ウォンと監督・脚本を手掛けたジャック・ンがゲストとして登壇しました。 …
昨年、連日満員御礼の大盛況となった「香港映画祭 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」が今年も開幕。11月5日(日)までYEBISU GARDEN CINEMAにて開催されます。 初日のオープニングには上映作品全7作に関わったゲストが劇…
本作は、騒音が大きくなる瞬間に爆発する特殊爆弾で次々に大爆破事件を仕掛ける高IQの爆弾設計者と彼のターゲットになった元海軍副長の攻防を描くサウンドパニックアクションです。 ◇ストーリー 韓国第2の都市・釜山のある一軒家で、爆破事件が発生。そのニ…
東京国際映画祭2023で10月26日に開催されたマスタークラスにて映画『2046』(04)終映後にアジアの至宝、俳優トニー・レオンが登壇。司会進行役の市山尚三氏とのトークではホウ・シャオシェン監督、ウォン・カーウァイ監督、ふたりに影響を受けて音楽、文学…
これまでも余命宣告された主人公を描く作品は『最高の人生の見つけ方』(07)他いくつもあり、本作も同じレールを走るストーリーかと思いきやいい意味で予想を裏切られました。 『人生は、美しい』(11月3日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有…