3月10日(日本時間3月11日)にロサンゼルスのドルビーシアターで第96回アカデミー賞受賞式が開催されました。
13部門で最多ノミネートされた『オッペンハイマー』が、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・撮影賞・編集賞・作曲賞の7部門で見事、受賞!
キリアン・マーフィが主演男優賞を、助演男優賞はロバート・ダウニー・ジュニア受賞しました。
『哀れなるものたち』はエマ・ストーンの主演女優賞をはじめ4部門で受賞。エマ・ストーンは2016年の『ラ・ラ・ランド』に続き早くも2度目の受賞。
助演女優賞には『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』のダヴァイン・ジョイ・ランドルフが輝きました。
脚本賞には『落下の解剖学』に栄冠。
日本の作品では宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が、長編アニメーション映画賞を受賞。2002年『千と千尋の神隠し』以来、この部門2度目の受賞となりました。
視覚効果賞に監督・脚本・VFX:#山崎貴、ゴジラ七〇周年記念作品となる『ゴジラ-1.0』が見事受賞。監督が同賞を受賞するのは『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック以来の偉業。日本のVFXが世界進出を果たしました。
『オッペンハイマー』が予想通りの最多受賞となり、『哀れなるもの』がそれに続き、『ゴジラ-1.0』と『君たちはどう生きるか』の日本勢の2作品受賞が歴史的な快挙となったのは嬉しい限りです。