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2024年ゴールデングローブ賞受賞結果をまとめて紹介!

 

 第81回 ゴールデングローブ賞の受賞式が1月7日(現地時間)、米ビバリーヒルズで開催されました。

 映画部門では作品賞を含む最多5部門で受賞したのは『オッペンハイマー』原子爆弾の開発に成功したことで“原爆の父”と呼ばれたアメリカの物理学者を描く。クリストファー・ノーラン監督が初のゴールデングローブ監督賞を獲得。キリアン・マーフィーが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrが助演男優賞に輝きました。

 ナタリー・ポートマンやマーゴット・ロビーなど注目候補が多かった主演女優賞を勝ち取ったのは『哀れなるものたち』エマ・ストーンでした。胎児の脳を移植されたことで奇跡的に蘇生した女性の冒険を描く本作はコメディ/ミュージカル映画部門の作品賞も受賞。

 今年から新設されたシネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)は『バービー』が受賞しました。

 

 

 テレビ部門のドラマシリーズではあのルパート・マードックをモデルにした華麗なる一族の骨肉の後継者争いを描く『メディア王 華麗なる一族」が作品賞の上に主演男優賞キーラン・カルキン、主演女優賞サラ・スヌークが受賞。

 コメディ/ミュージカルシリーズでは『一流シェフのファミリーレストラン』が作品賞とさらにアヨ・エデビリが主演女優賞、ジェレミー・アレン・ホワイトが主演男優賞を受賞。

 リミテッドシリーズではNetflixオリジナルドラマで配信直後から高評価を得た 『BEEF/ビーフ〜逆上〜』が作品賞に加えて主演男優賞スティーヴン・ユアン、主演女優賞をアリ・ウォンに輝きました。

 

 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』や『ザ・スーパーマリオムービー』など強力なライバルをおしのけてアニメーション映画賞を受賞したのは、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』 日本作品の同カテゴリー受賞は初の快挙です。

 

 また、今回、受賞式で提供された:ディナーは、セレブ御用達の日本食レストランNobuをプロデュースする世界的に有名な日本人シェフ松久信幸氏が手掛け、ゴールデングローブ賞を盛り上げました。