7月29日、渋谷 duo Music Exchange で9年ぶりにライアン・モロイのライブを体験してきました。
ライアンは世界で大ヒットしたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』でロンドンの初代、主役のフランキー・ヴァリ役で人気を博し、9年前に日本でアルバムをリリースし初ライブを開催。
今回は第二弾のアルバム『The Best Year of Our Lives』 (不透明な時代のラブストーリー) を引っ提げ全国4ヶ所でツアーを開催。そのファイナルステージが東京でした。



まさに不透明な時代を前向きに捉える「こんな時代こそツアー」のコンセプトに相応しく第一部はボーカルをメインに聴かせるコンサート、第二部はショーのノリで、コーラスとダンサー、ゲストを加えて観客を徹底的に楽しませるライブでした。
オープニング、『ジャージー・ボーイズ』をオマージュした真っ赤なジャケットにネクタイで登場したライアン。

『ジャージー・ボーイズ』の代表曲としてもお馴染み、フォー・シーズンズの大ヒット曲「Sherry」のナマ歌の澄んだハイトーンボイスに心を掴まれずにはいられませんでした。

今回のアルバムに収録されているオリジナル曲のミディアムなロック「Silver Linings 」からバラード「Attempt a Rescue」まで、多彩な楽曲を七色の声ならぬ十色の声で歌い分けその実力を見せつけました。

第二部ではTシャツにラフなパンツに着替えたライアン。ゲストには日本版『ジャージー・ボーイズ』でフランキーヴァリ役で人気の大音智海さん、ヒップホップラッパーAFRA さんが登場。

とりわけ英日フランキー役のふたりのデュエット曲「Can't Take My Eyes Off You」「Oh What a Night」は華やかでミュージカルの場面を切り取ったようでワクワクさせられました。


アンコールは80年代社会現象を巻き起こした英国のロックバンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「Relax」でチームメンバーと共にキレのいいダンスを披露し客席降りもあり、会場はヒートアップ。


前半のラストのナンバー「No Country For ya」は観客もレスポンスに応える形で一緒に盛り上がりました。

終演後、大音智海さんは「ウエストエンドの初代ヴァリと共演できるなんて!素晴らしい歌声とパフォーマンスに大感動でした」とXに投稿。
前回はミュージシャンとしての魅力をたっぷり披露したのに比べて今回はエンターティナーとしてチームを率いてのライブ。ライアンの企画、構成力にも脱帽でした。
それにしても歌唱力の衰えを全く感じさせず、ほとんど休憩なしで歌って、ときには踊って客席降りまで2時間のライブを高いクオリティーで完走。9年という年月を超越したパフォーマンスに圧倒されっぱなしでした。
ライアン・モロイ(RYAN MOLLOY)
CD :
CD/アルバム
日本アルバム第二弾「The Best Year Of Our Lives」(不透明な時代のラブストーリー)発発中!歌詞・和訳カード・ライナーノーツ付き 3,300円(税込み)
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デジタル:
https://ultravybe.lnk.to/thebestyearofourlives
ライアンのライブ前の記事
https://en-pare.com/entry/2026/06/06/224657
◇PROFILE: ライアン・モロイ(RYAN MOLLOY)
1972年11月21日生まれ。英国人。世界で大ヒットしたミュージカル「ジャージー・ボーイズ」でフランキー・ヴァリ役を担当。同ミュージカルはローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされ、米ブロードウェイでも公演が行われた。また、ライアンはフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの2代目ボーカリストに選ばれ、欧州ツアーに参加。現在はそのエンターテインメント性を評価され、ロイヤル・カリビアン社による世界最大の大型客船での公演や、欧米ツアーなど精力的にライブ活動を行っている。さらに、自
作自演によるミュージカルをアイルランドで開催したほか、スウェーデンのダンスアーティストグループと自作曲でコラボレーションするなど、その創作性も高く評価されている。
村上淳子(むらかみあつこ) 海外ドラマ評論家/映画ジャーナリスト
ミュージカルや演劇好きでもある。
著書『海外ドラマ裏ネタ缶』(小学館)『韓流マニア缶』(マガジンハウス)『韓流あるある』(幻冬舎エデュケーション)ほか。共著『香港電影城』シリーズ(小学館)ほか。 (社)日本ペンクラブ 国際委員会委員
ブログ「海外ドラマ評論家・村上淳子のLOVEドラマ&LOVEハワイ」
https://en-pare.com/entry/2026/04/05/185354




