現代アメリカを代表する犯罪小説の巨匠ドン・ウィンズロウの原作を、豪華キャストの共演で映画化したのが『クライム101』です。
主人公は、アメリカ西海岸線を走る「ハイウェー101号線」沿いで強盗を繰り返す男デーヴィス。4年にわたる犯行でミスはゼロ。そんなパーフェクトな犯罪者が人生最大の大金を得るため新たに狙うのが、1100万ドルの宝石。
高額商品を扱う保険会社に勤めるシャロンに接触し、共謀を持ち掛けますが、その選択が思わぬ綻びを生むのです。犯罪組織や警察、そしてデーヴィス捜査網を敷くルー刑事らの思惑が絡み合い、彼の犯罪計画とルールは次第に崩れていき…。

高級なスーツと時計を身に着け、悪者だけをターゲットにし、痕跡は一切残さず、一切ミスなく犯行を行うという独自のルールを持つ完璧な強盗犯デーヴィス役を演じるのはクリス・ヘムズワース。

マーベル・スタジオ制作の『マイティ・ソー』シリーズで“雷神・ソー”役で世界中に名を轟かせたクリスですが、2014年アメリカのエンタメ誌「ピープル」誌が選ぶ“最もセクシーな男性”に選出され、2019年には経済誌「フォーブス」誌の“もっとも稼いだ俳優”第2位に選ばれているヘムズワースだけに、スタイリッシュな犯罪者もハマり役。
デーヴィスの完璧なプランを狂わせるLA市警の刑事・ルー役はマーク・ラファロ。2012年の『アベンジャーズ』ではアメコミのヒーロー、ハルクを熱演し絶賛されましな。
クリスとマークは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以来の共演となり、ソー&ハルクでおなじみのふたりが知的でクールなバトルを繰り広げる緊迫感が半端ない。

さらに、保険会社に勤めるシャロン役で参戦するのが『チョコレート』(2001)でオスカー主演女優賞受賞のハル・ベリー。物語のカギを握るシャロンの心情の変化を見事に演じきっています。

加えて、無鉄砲な強盗オーモンに扮したバリー・コーガン。狂犬のようなヤバい犯罪者ぷりに目が釘付け。

とにかくキャスティングが秀逸。作品の世界観を表現するのにこの上ないメンバーが揃い、熱量を込めた強烈な演技の応酬が圧巻です。
強盗 vs. 刑事の息詰まる頭脳戦とカーアクションがサスペンスフルに盛り上がるだけでなく、主要人物が抱える人間的な側面が描かれ、深みがあるエンタメ作に仕上がっているところが見どころです。
◇作品情報
『クライム101』
2026年02月13日(金)より公開
上映時間:140分
製作:2026年(米=英)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督&脚本:バート・レイトン
出演:クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、モニカ・バルバロ、コーリー・ホーキンズ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ニック・ノルティ、ハル・ベリー
公式サイトhttps://crime101.jp/




